本日も『東京きた鉄道』にお越し頂きましてありがとうございます🙇♂️
今回は、2026年5月11日の旅における「メインイベント」をご紹介します。
鉄道ファン、特に「北斗星」や寝台特急を愛する者にとって、その名は永遠の憧れ。
清瀬にやって来た、かつての最高級寝台客車「夢空間」でのランチレポートです!🍴✨
※当日の全体の行程は、鉄レポ2026へどうぞ!


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始まりは1989年。「夢のプロトタイプ」としての誕生
「夢空間」の歴史を語るには、バブル景気が最高潮に達しようとしていた1989年(平成元年)まで遡る必要があります。
当時開催された「横浜博覧会(YES ’89)」のJR東日本ブースにおいて、次世代の豪華寝台列車の試作車両として一般公開されたのがその始まりです。

展示されたのは、それぞれ異なるメーカーとデザイナーが手掛けた「ダイニングカー」「ラウンジカー」「寝台車(デラックススリーパー)」の3両。
当時の最新技術と贅の限りを尽くした内装は、まさに日本の鉄道が「豪華さの頂点」を夢見た時代の象徴でもありました。
博覧会終了後は、その圧倒的なクオリティから「北斗星」の増結用や臨時特急として投入。
多くの鉄道ファンを魅了し続けましたが、2008年3月のラストランを最後に本線上から姿を消しました。
しばらく尾久の車庫に留置された後、2009年6月に今回の2両が新三郷へ向けて旅立ち。
後に残った1両も木場のレストランへと旅立って行きました。

『夢空間』に関しては、以下のリンクの記事でも詳しく紹介しております。
ご興味がありましたら併せてどうぞ!!

1. 2009年から止まっていた時間が、再び動き出す
私にとって「夢空間」との対面は、2009年の新三郷への回送を見送って以来、実に17年ぶりのこと。
しかし新三郷の”ららぽーと”に保存されていた時代は、残念ながら訪問できず……。
今回、清瀬でレストランとしてオープンしたと聞き、逸る気持ちを抑えて訪問しました!
※『夢空間』のご予約は以下のリンクのサイトにて!🍴

清瀬中央公園の端の方に、「夢空間」2両が置かれております。


青空に映えるグリーンの車体。
「オシ25 901(ダイニングカー)」の姿を目の当たりにした瞬間、あの独特の高級感が鮮明に蘇りました。
今回は13時から予約をしていました🍴
向かいには「まつぼっくる」という名前の、図書館・児童館などが入った市民センターがあり、綺麗なお手洗いもあります✨

受付時間の5分前に向かいます。
入り口は駅のホームのようになっており、本当にこれから走り出す列車に乗る気分に!


入り口に掲げられた「特急 北斗星 札幌行」のサボ。
これを見ただけで、心が北へと向かう旅路に引き込まれます。

【コラム:気になるドレスコードについて】
これだけ豪華な内装でコース料理を頂くとなると、「やはりバシッと正装していくべき?」「ドレスコードはあるの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

私自身、訪問前はかなり悩みました。
事前にX(旧Twitter)などで他の方の訪問写真をリサーチしたところ、皆さん意外とカジュアルな装い。
実際に行ってみた結論としては、「普段通りの私服で全く問題なし!」でした。
もちろん、歴史ある名車を再活用した気品あふれる空間ですから、あまりに清潔感に欠ける格好は控えたほうが良いかと思いますが、気負いすぎる必要はありません。
ちなみに、18時からの「夜の部」でカレー(2,980円)をいただいた際も、周りのお客さんは皆さん私服でリラックスして楽しまれていました。
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2. 贅を尽くした「動くホテルの王様」の空間
今回、奮発して1部屋しか存在しない、豪華個室を予約しました。


一歩足を踏み入れれば、そこは別世界。
真鍮の輝き、重厚なカーテン、そして優雅な曲線を描くソファー。
かつて日本の鉄道が「豪華さの頂点」を目指していた時代の空気が、そのままこの部屋に閉じ込められています。
扉・天井…全てがゴージャスです✨


個室料金は1部屋2,000円。(※食事代と別)
しかし、この歴史的価値のある空間を独り占めできると考えれば、むしろ破格とすら感じてしまいます。
3. 五感を満たす、至福のコース料理
今回頂いたのは、当時の料理をアレンジしつつ再現した、¥11,000の『「夢空間」復刻スペシャルコース料理』。
鉄道ファンとしての感動はもちろんですが、料理そのもののクオリティも、かつての食堂車のレベルを遥かに凌駕する素晴らしいものでした。
まずはスパークリングワインで乾杯~♪🍷 (※お酒類は料金別途)

コースターはお土産として持ち帰り出来ます。
それでは、続けて料理を出て来た順に紹介させて頂きます🍴
このような食事はあまり慣れておらず、友人から置かれているフォークやナイフは外側から使って行く事などを教わり、とても勉強になりました。
■ 前菜
一番最初に出て来たのは、彩り豊かなシーフードのタルト仕立て『鮮魚のパイ詰めオレンジとアボカド添え ムスリーヌソース』。
本来はエビが入っているのですが、筆者は昔からどうしても苦手…💦
予約時に希望等を書く欄があったのでダメ元で書いてみたら、対応して頂け感謝です。


新鮮な魚介とアボカドのハーモニーが絶妙で、見た目の華やかさはまさに「夢空間」にふさわしい一皿です。
スタッフさん方も、通路を通りながら気にならない程度に様子を見て下さってるようで、食べ終わる頃に絶妙なタイミングで次の料理を運んで来て下さいます。
■ 魚料理
続けて出て来たのは、『サーモンと雪丹と帆立貝の白ワイン蒸し サフランとほうれん草のソース』。


帆立もサーモンもとても柔らかく、ソースもとても良い味でした!
一緒に出て来たパンは、清瀬のパン屋さん『ブーランジェリーカズ』さんのもの。
フカフカでとても美味しく、お代わりでもう1つ頂きました!🍞

■ 肉料理
メインは『牛フィレ肉のロースト マデラワインソース』。
そして『清瀬産野菜の彩りサラダ』も一緒に!


赤ワインソースが、柔らかなお肉の旨味を最大限に引き立ててくれます。
このゴージャスなテーブルランプとも似合いますね♪

この雰囲気にこの料理。
我慢できず、ワインを2杯目をいただきました🥂

お肉に合わせ、2杯目は赤ワインにしてみました。
■ デザート
最後はデザートに『クリームとミルクのブランマンジェ アイス添え』。
一緒にコーヒーまたは紅茶を選べるとの事で、コーヒーを頂きました☕


クレープ生地は、清瀬市の形だそうです!
赤い丸は現在地を示しているのでしょうか…??
甘さ控えめで上品な味わいが、夢のような時間の余韻を優しく包み込んでくれました。
こんな感じで全ての食事が素敵で美味しく、大満足でした!✨
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4. 総評:この「経験」に、いくらの価値をつけるか
今回のランチ、コース代・個室代・飲み代を合わせると、ランチとしては決して安くはない金額です。
| 項目 | 金額(概算) |
| コース料理 | 11,000円 |
| 個室料金 | 2,000円 |
| ワイン2杯 | +α |
| 合計 | 約15,000円前後 |
しかし、長年鉄道を愛し続けてきた私にとって、この体験は単なる「食事」ではありません。
もう2度と乗る事が出来ないと思った、2008年に別れを告げたあの夢の空間の中に自分自身を置くことができる。
その時間の重みを考えれば、これ以上ないほど価値のある満足度の高い投資でした。
会計は食事後にテーブルにて行います。
クレジットカードも利用可との事でした。

お会計の際、スタッフの方と少しだけお話しさせていただきました。
この車両への長年の想いを伝えると、とても温かく耳を傾けてくださり、感激もひとしお。
夢のような空間での食事はもちろん最高でしたが、スタッフさんの心のこもった対応に触れ、より一層嬉しく特別な想い出になりました。
清瀬の地に蘇った「夢空間」。
かつての勇姿を知る方も、そうでない方も、ぜひ一度この扉を開けてみてください。
そこには、現代の鉄道が忘れかけている「真の豊かさ」が今も息づいています。


最後に…
こんな感じで、17年ぶりの再会となった『夢空間』でのひとときは、まさに時を越えてあの日見た夢の続きを歩んでいるような、最高に贅沢で幸せな時間となりました。
長年の鉄道ファン人生の中でも、間違いなく指折りの素晴らしい体験です✨
当記事が、気になってる・行ってみたいと思っている方々の参考になりましたら嬉しく思います!
全てが最高でしたが、1つだけ気になる点がありました。
それは…コース料理のお皿が、我が家で使ってるものと同じなのです!!
それもそのはず。我が家のお皿は「北斗星」がデビューする時に、食堂車で使われるお皿と同じものを発売されたのを、祖母が友人に便乗して購入したとか。
北斗星に連結して運行されていた「夢空間」でも同じお皿が使われていたようで、今回の当時を再現したコース料理でもこのお皿が。
なので凄い場所で凄い料理を食べてるはずなのに、家で食事してる気分になってしまいました…笑
なお、5月中は既に予約でほぼいっぱい…6月も既に週末を中心に埋まりつつあるようです。
ご予約は是非お早めに!!
※『夢空間』のご予約は以下のリンクのサイトにて!🍴

2日前までは手数料なしでキャンセル出来るのも有難いです。
この関係で、今回の自分達のようにキャンセルで取れる事もあります。希望日が満席でも諦めずにチェックを!

次回は、夜の部。
さらに幻想的になった食堂車でのカレー、そしてラウンジカーでのティータイムについてお届けします。どうぞお楽しみに!✨
※『夢空間』レポート・後編は以下のリンクの記事にて!
(記事準備中です、公開までお待ち願います。)

今日の撮影は以上です。
閲覧頂きましてありがとうございました🙇♂️
※当日の全体の行程は、鉄レポ2026へどうぞ!


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